転職の際、職種の希望がないなら営業職につくのも良いでしょう。なぜなら、営業はほとんどの業種が必要としているため求人も多く、特別な資格がなくても、未経験者でも合格しやすいからです。そして、営業の仕事はビジネスに必要なスキルを、働きながら身に付けることができるため、次の転職を探すときに、とても有利になる職業です。
例えば人との会話が仕事の中心であるため、どの仕事でも求められるコミュニケーション能力が自然と身につきます。コミュニケーション能力は、自分が考えていることを相手に伝えたり、相手の意図を理解するために必要なスキルで、あらゆる仕事に求められます。幅広い年齢層の人と対話するため、ビジネスマナーにも役に立ちます。
また、企業の商品やサービスをただ単に紹介するだけではなく、魅力的に伝えることが必要になるため、プレゼンテーション能力を勉強することが可能です。他にも、情報収集能力や交渉力を身に付けることができるため、将来的に様々な業種を選択することが可能になります。
営業職での仕事は、ビジネスマン・ビジネスウーマンとして成長するために大いに役に立ちます。ビジネスの現場では、知識はもちろんですが、実際に自分が経験することで、教科書や参考書では学べないことを学ぶことができます。やりたい仕事がないときには、まずは営業職でビジネススキルを磨くということも有りです。自分が本当にやりたいと思える仕事に出会ったときに、営業で身に付けた様々なスキルが強力な武器になります。